市場価格(市場価格とは)は、ある財やサービスが市場で実際に取引されるときの値段を指します。市場価格は多数の買い手と売り手の相互作用、すなわち需要と供給のバランスによって決まるのが一般的です.

日常での意味

  • 店舗やネットで表示されている「市価」や「時価」と同様に、消費者が実際に支払う可能性のある価格を表します.
  • 例:中古車や不動産、株式などは市場での取引により日々市場価格が変動します.

金融・投資での使い方

  • 株式や債券では「市場価格」は直近の取引で成立した価格や売買板に表示される売値・買値(売買スプレッド)を指します.
  • 投資判断では、市場価格と企業価値や理論価値(内部価値)を比較して割安・割高を判断します.

価格形成の要因

  • 需要(買いたい量)と供給(売りたい量)の変化、ニュースや政策、原材料コスト、競合の価格設定など複数要因が市場価格を動かします.
  • 完全競争の理想下では均衡価格として需要と供給が一致する点が市場価格になりますが、独占や情報の非対称性がある場合は必ずしも理想的な均衡とは限りません.

関連する用語の違い

  • 市場価格 vs コスト:市場価格は実際の取引価格、コストは生産や取得にかかった費用を指します.
  • 市場価格 vs 希望価格:売り手の希望や定価と、実際の市場で成立する価格は異なることが多いです.

例として、ある銘柄の直近取引価格(市場価格)が1000円で、売り板の最安売値が1005円、買い板の最高買値が995円であれば、投資家はこれらの価格情報を基に注文を出します(実際に成立する価格が市場価格となる).